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アロマと嫌な記憶は結びつく?
香りを感じる嗅覚は記憶と深く結びついています。

例えば、懐かしい香りが漂ってきたら、
少年時代の思い出が鮮明に浮かび上がってきた、などです。

もちろん苦い思い出がよみがえってくることもあるのです。


先日、ニュース雑誌でこんな記事を読みました。
イランで治安組織に拘束された記者の話。
監禁された4か月の生活が書かれています。


記者はアメリカのスパイとして連行されました。

取調室の椅子に目隠しをして座らされます。
監獄では厳しい尋問が始まるのですが、
相手は正体を知られるのを嫌がり、名前も名乗らず、
記者が目隠しをしていても顔を上げることは許されません。

尋問者について分かるのは、
目隠しの下から見える足元と呼吸の音。
もうひとつはローズウォーターを付けていたことでした。

記者は記事のなかで尋問者の男を
「ミスターローズウォーター」と名づけています。


(ローズウォーターといえば、まっさきに精油を抽出する際に
 生まれる副産物「フローラルウォーター」が浮かびますが、
 恐らく体臭を覆うための保留性の高い香水だと思われます。)



結局、厳しい尋問が4カ月も続き、
国際社会の圧力により解放されることになるのですが、
記者は今でもその体験をふと思い出し、恐怖にかられることがあるそうです。

そして、これからもローズの香りと共に、
浮かび上がってくることになるのでしょう。




香りは記憶と結びつきます。
それがよい記憶か悪い記憶かは分かりません。
人の思い出が異なるように、万人が好む香りはないということです。


こんなエピソードを知るほど、

「おすすめの香りは何ですか?」

という質問に答えにくくなってしまいます。



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by aromacure | 2010-03-09 15:50 | アロマ
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アロマテラピーショップ店長、アロマオイルの香りに包まれながら日々奮闘してます。http://aromacure.net

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